小島秀夫監督のビデオゲーム『DEATH STRANDING』、実写映画化へ A24と共同制作

小島秀夫 写真: COURTESY OF A24
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クリエイター・小島秀夫監督のビデオゲーム『DEATH STRANDING』が、実写映画化されることが分かった。

インディーズ系スタジオ・A24との共同制作で、“最も映画的なゲーム”との呼び声高い2019年のベストセラー・ビデオゲームを実写化。また、ゲーム版はノーマン・リーダスをはじめ、マッツ・ミケルセンレア・セドゥギレルモ・デル・トロマーガレット・クアリーら豪華俳優陣がキャラクターとして登場することでも話題になった。

映画版のキャストや、その他の情報は明らかになっていない。A24によると、「映画版では、生と死の境界を曖昧にし、崩壊寸前の世界に悪夢のような生物をもたらした謎の大災害“DEATH STRANDING”の謎を掘り下げていく」という。

小島監督は、ゲーム業界で最も著名なクリエイターの1人。『メタルギア』を手掛けるなど、コナミで数十年のキャリアを経て、2015年にコジマプロダクションとして独立した。

以下、小島監督のコメント

「A24――およそ10年前に誕生した瞬間から、『A24でしかありえない』独自性と存在感を放っている稀有な存在。彼らが贈りとどけるものはどれも素晴らしく、ぼくは、ずっと注目し、共感していた」

「どこかコジマプロダクションにも通じる姿勢を感じていた。そんな彼らとDSの映画を創る。すでに世の中には『ゲームの映像化作品』は溢れている。しかし、ぼくら(A24とKJP)が創造するのは、ゲームを映画に置き換えた、ただのトランスレーションではない。ゲームのファンだけが満足するのではなく、映画ファンも唸るようなものになるはずだ。映画であることの意味に満ちた、映画にしかできない、誰も見たことのないDEATH STRANDINGの世界が生まれる。A24とのコラボは、映画業界だけではなく、ゲーム業界や“デジタルのエンタメ”の未来を大きく変えるだろう」

2023年は、ゲームの映画化の当たり年。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は世界興収13億6000万ドルのスマッシュヒットを記録し、HBOのドラマ作品『THE LAST OF US』もエミー賞受賞が有力視されている。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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