『ゴジラ』新作映画の製作が決定、山崎貴監督が脚本・VFX兼ね再登板

『ゴジラ-1.0』山崎貴監督
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東宝『ゴジラ』の最新映画が製作されることが決まった。昨年の『ゴジラ-1.0』に続き、山崎貴監督が脚本、VFXも兼ねる。

今年はゴジラ生誕70周年に当たり、11月3日は1954年に第1作が公開された日で「ゴジラの日」に制定されている。これを記念して製作された『ゴジラ-1.0』は興行収入76億5000万円を突破する大ヒット。北米でも、12月に公開され興収5642万ドル(約84億3000万円)を記録し、今月1日から約800スクリーンで再上映されている。

そして、第96回アカデミー賞で日本映画として初めて視覚効果賞を受賞。山崎監督自身も、米大手エージェンシーのCAAと契約し、世界へ踏み出す足がかりをつくった。

『ゴジラ-1.0』は戦後すぐの時代が舞台となったが、新作映画のストーリーや出演者、公開時期などは未発表。山崎監督は『ゴジラ-1.0』で、第2次世界大戦では実際に配備されなかった幻の戦闘機・震電をVFXでよみがえらせ、ゴジラを撃退する切り札とした。さらに、進駐軍の描写なども出てくることから、米国によるビキニ環礁での水爆実験が行われ、第1作の舞台となった1954年につながる物語になることが有力とされている。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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