マーゴット・ロビー、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のフル正面ヌードシーンを残すことを選んだ理由について語る

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マーゴット・ロビーが『ウルフ・オブ・ウォールストリート』での全身ヌードシーンをポッドキャストにて振り返って語った。

ロビーは、2013年のマーティン・スコセッシ作品『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でレオナルド・ディカプリオと共演したことを振り返った。ディカプリオ演じるジョーダン・ベルフォートの妻、ナオミ・ラパーリアというこの役は、20代前半だったロビーのブレイクのきっかけとなった。

この映画ではロビーが正面からヌードシーンを披露している。スコセッシ監督は「気分が悪ければローブを着てもいいかもしれない」と言って、隠すことを提案した。しかし、ロビーはそれがこのキャラクターに忠実であるとは感じなかったため、断ったという。

また、ロビーは他のシーンにも、自らの意思で演出を加えた。それは、ディカプリオがロビーにキスをするように言うというキスシーンのことだ。

「「今すぐレオナルド・ディカプリオにキスできたら最高!友達全員にこのことを話すのが待ちきれない!」と思ったのですが、「いや、やめよう」と次の瞬間に思い、ただ彼の顔を殴りました」とロビーは語った。「永遠のように感じられるほどの沈黙が続きましたが、実際はおそらく3秒ほどだったでしょう」

スコセッシとディカプリオは爆笑しながらその選択を受け入れた。

「彼らはただ爆笑したんです。レオとマーティは大笑いしていました。彼らは「素晴らしかった」と言ってくれました」とロビーは語った。彼女はまた「暴行で逮捕されるかも」「二度と働けなくなるだけじゃなくて、刑務所に行くことになるかもしれないぞ、バカヤロウ!しかもなぜあんなに強く殴ってしまったんだろう?もっと軽くやるべきだった」という考えが頭をよぎったことを思い出しながら笑った。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』が彼女の出世作となったにも関わらず、ロビーは自分が「この大きなサーカスのほんの一部に過ぎない」ように感じたと振り返った。

ロビーは、いつも泣ける映画として『タイタニック』を挙げ、泣きたいシーンでは『タイタニック』のテーマ曲を聴いていると語った。そんな『タイタニック』のディカプリオとのシーンは、芸術的瞬間を真似しているようなものだったと話した。

「私が離婚などを要求した後、大規模でクレイジーなシーンがありました。その日、ケイト・ウィンスレットがレオを訪ねるために撮影現場を訪れたんです」とロビーは回想した。「私は彼らの隣の部屋で、悲しくて涙ぐむモードを維持しようと『タイタニック』のサウンドトラックを聴いていました。そして、ケイト・ウィンスレットとレオが通り過ぎるのが見えました。とても超現実的でした」

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』はアカデミー賞に5部門ノミネートされた。

ロビーはポッドキャストの他の場所で、デイミアン・チャゼル監督の『バビロン』に出演したことも振り返ったが、この映画がなぜ視聴者に好かれなかったのかはまだ分からないという。

※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果

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