【続編ラッシュ】『アイ・アム・レジェンド2』公開日はいつ?『デューン3』ほか注目の続編映画の最新情報まとめ(2026~27年)

2025年以降、ハリウッドでは待望の続編プロジェクトが次々と始動している。『アイ・アム・レジェンド2』をはじめ、『デューン3』や『ザ・バットマン2』など、世界的に人気を誇る傑作が再びスクリーンに帰ってくる予定だ。
特に2026年から2027年にかけては、空前の続編ラッシュとなり、映画ファンにとって見逃せない時期になるだろう。本記事では、これら注目作の製作状況や公開予定日、キャスト情報を最新ニュースとともに紹介する。
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▼『アイ・アム・レジェンド2』
10年越しの企画、ついに始動!
- 製作状況:脚本制作中
- 公開日:未定
- 出演:ウィル・スミス、マイケル・B・ジョーダン
2007年の世界的大ヒット作『アイ・アム・レジェンド』の続編が、実に15年以上の時を経て本格始動。2022年3月にウィル・スミスとマイケル・B・ジョーダンの出演が正式発表され、前作の脚本家アキヴァ・ゴールズマンが再び筆を取る。
1954年のリチャード・マシスンによる同名小説を映画化した『アイ・アム・レジェンド』は、人間をゾンビのような生き物に変貌させる病気が蔓延したニューヨークで、ただひとり生き残った科学者ロバート・ネビル(演:ウィル・スミス)の姿を描いている。
前作の劇場公開版のラストにおいてロバートは命を落としたが、DVD版には彼が生き延びたことが明かされる別エンディングが収録されていた。『アイ・アム・レジェンド2』はこの別エンディングを正史として、数十年後のニューヨークが舞台となる。マイケル・B・ジョーダンは、コネチカット州の新居住地の責任者を演じる予定だという。
前作で生存者のアナを演じたアリシー・ブラガも出演に意欲を示しており、マイケル・B・ジョーダンも「ウィルと仕事ができるのは楽しみだ」と語っている。ただし、2024年6月時点では脚本が未完成で撮影場所も未定という状況であり、『アイ・アム・レジェンド2』の公開はしばらく先になりそうだ。
▼『ゴジラxコング: スーパーノヴァ』
2027年春、怪獣大戦争が再び!
- 製作状況:撮影開始済み
- 公開日:2027年3月26日(全米)
- 出演:ダン・スティーヴンス、ケイトリン・デヴァー、サム・ニールほか
アダム・ウィンガード監督による2024年の映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』は全世界でメガヒットを記録し、2014年の『GODZILLA ゴジラ』から続く「モンスター・ヴァース」シリーズの人気を証明。そして2025年5月、最新作のタイトルが『ゴジラxコング: スーパーノヴァ(原題)』に決定し、撮影が始まったことが明らかになった。
監督は映画『アイ・アム・マザー』のグラント・スピュートリが担当し、前作から続投するダン・スティーヴンスをはじめ、ケイトリン・デヴァー、ジャック・オコンネル、マシュー・モディーン、デルロイ・リンドー、アリシア・デブナム=ケアリー、サム・ニールといった実力派俳優陣が出演する。
脚本は、デヴィッド・キャラハム(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)とマイケル・ロイド・グリーン(『アイ・アム・マザー』)が執筆。ストーリーの詳細は謎に包まれているが、ゴジラとコングが世界を脅かす脅威と対峙し、新たな人間キャラクターも多数登場するとみられる。
▼『ザ・バットマン2』
“闇の騎士”が2027年に帰還!
- 製作状況:2027年春撮影開始予定
- 公開日:2027年10月1日(全米)
- 出演:ロバート・パティンソン
ロバート・パティンソン主演、マット・リーヴス監督によるDC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の続編が、いよいよ2027年春から撮影スタート。全米公開は、2027年10月1日を予定している。リーヴス監督は今年6月に脚本を完成させており、パティンソンはバットマン役として再びゴッサムに帰還する。
前作は2022年に公開され、世界中で大ヒットを記録。ファンからはブランクに対して不満の声も上がったが、DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガンは「続編の制作に5年以上かかるのは珍しくない」と自身のSNSで擁護している。
映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』に登場するペンギン(演:コリン・ファレル)を主人公にしたスピンオフドラマ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』は、2025年のエミー賞で計24部門にノミネートされるという快挙を達成。新生DCユニバースへの期待は、ますます高まっている。
▼『デューン: パート3』
SF映画界の新たなる伝説!
- 製作状況:2025年夏ごろ撮影開始
- 公開予定:2026年12月18日(全米)
- 出演:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモアほか
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督×ティモシー・シャラメ主演のSF超大作『デューン 砂の惑星』シリーズの第3弾『デューン: パート3(原題)』。2026年12月18日全米公開予定の本作では、ロバート・パティンソンが重要な敵役・スキュタレーを演じる可能性が浮上。まだ正式オファーはないものの、実現すればさらなる話題を呼びそうだ。
一方、1作目でダンカン・アイダホ役を務めたジェイソン・モモアが『デューン3』に再出演することが決定。さらにモモアの実の息子であるナコア=ウルフも新キャストに加わり、ポール(演:ティモシー・シャラメ)とチャニ(演:ゼンデイヤ)の子どもを演じる予定だ。
フランク・ハーバートによる傑作SF小説に基づく映画シリーズはメガヒットを記録し、アカデミー賞でも高く評価されている。ヴィルヌーヴ監督は舞台を前作から12年後に設定すると語っており、壮大な叙事詩の新章に世界中のファンが期待を寄せている。
▼『プラダを着た悪魔2』
20年ぶりの続編で豪華キャスト再集結!
- 製作状況:撮影中
- 公開日:2026年5月1日(全米)
- 出演:アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、メリル・ストリープほか
『プラダを着た悪魔』の続編が20年ぶりに製作され、大きな話題となっている。2006年の前作は、大学を卒業したアンディ(演:アン・ハサウェイ)が有名ファッション雑誌の編集長ミランダ(演:メリル・ストリープ)のアシスタントとして奮闘する物語で、世界的大ヒットを記録した。
デヴィッド・フランケル監督が再びメガホンをとる続編には、オリジナルキャストのアン・ハサウェイをはじめ、メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチが再集結。さらにミランダの夫を演じるケネス・ブラナー、ルーシー・リュー、ジャスティン・セロー、B・J・ノヴァク、シモーヌ・アシュリーなど豪華な新キャストが加わる。
▼「2025年のアンディ」―― アン・ハサウェイがインスタグラムに投稿した写真
また、2025年8月6日(現地時間)にはニューヨークの撮影現場で、フード姿のシドニー・スウィーニーとみられる人物が目撃され、ファンの間ではスウィーニーの出演について憶測が広がっている。
続編では、出版業界の逆風に立ち向かうミランダと、高級ブランド企業の幹部に転身した元アシスタント・エミリー(演:エミリー・ブラント)の物語が描かれる。2026年5月1日の全米公開まで、続報から目が離せない。
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記事/和田 萌
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