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【カンヌ国際映画祭2026】深田晃司監督『ナギダイアリー』が上映、日本人監督の先陣飾り「最高の舞台で上映されうれしく思う」

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【カンヌ国際映画祭2026】深田晃司監督『ナギダイアリー』が上映、日本人監督の先陣飾り「最高の舞台で上映されうれしく思う」
(左から)石橋静河、松たか子、深田晃司監督=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama
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第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で5月13日、深田晃司監督の最新作『ナギダイアリー』が公式上映された。

▼『ナギダイアリー』カンヌで公式上映、約7分のスタンディングオベーション

(左から)松たか子、深田晃司監督、石橋静河=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama
(左から)松たか子、深田晃司監督、石橋静河=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama

深田晃司監督と主演の松たか子、共演の石橋静河が参加。松たか子は「ジョルジオ アルマーニ」の洗練されたブラックのドレス、石橋静河は「ルイ・ヴィトン」のロングドレスで上映前のレッドカーペットに登場。すでに世界12を超える国と地域での配給が決まっており、各国からつめかけた多くのメディアから大きな歓声で迎えられた。

深田監督が、岸田國士戯曲賞を受賞した平田オリザの代表作『東京ノート』に着想を得てオリジナル脚本を執筆し、9年を費やして完成させた渾身作。岡山県奈義町をモデルにした自然豊かな町「ナギ」で創作活動を続ける寄子のもとに、義理の妹で建築家の友梨が訪れたことから生まれる日々の揺らぎを描く。

(左から)松たか子、深田晃司監督、石橋静河=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama
(左から)松たか子、深田晃司監督、石橋静河=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama

上映では、エンドロールが流れ始めると同時にスタンディングオベーションが沸き起こり、その拍手の波は約7分に及んだ。深田監督は4度目のカンヌ。コンペ選出は初めてで、2000席以上を誇るメインのリュミエール劇場での上映は格別だったようで、「凄く奥行きのある空間で、世界初の上映を共有できるというのはとてもありがたいこと。最高の舞台で上映できたことをうれしく思います」と感激を口にした。

▼松たか子・石橋静河が登壇、深田監督が語る「映画祭という窓」

(左から)松たか子、深田晃司監督、石橋静河=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama
(左から)松たか子、深田晃司監督、石橋静河=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama

25年ぶりに日本人監督の作品3本がラインナップされたコンペ部門。深田監督は、「映画祭は多様性、多様な価値観というのを発掘して光を当てる場所、映画は世界を知るための窓であるものだと思っています。映画祭を通じてそういったことの価値が見直されていくといいなと思っていますし、たくさんの景色に触れてもらいたいなと思っています」と冷静に語った。

『ナギダイアリー』のキャスト・製作陣=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama
『ナギダイアリー』のキャスト・製作陣=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama

松は、自身の出演作で海外の映画祭に参加すること自体が初めてで「この映画祭を盛り上げるぞ、という雰囲気がカンヌの街全体から伝わってきて、とても華やかなエネルギーを感じています」と高揚している様子。本作については、「深田監督との仕事は初めてでしたが、物語を描くことに対する思いの深さを感じていました。その思いにどこまで自分が答えられるか自信はなかったのですが、お話を作る道のりの中にたまたま乗り合わせた者として、新鮮な空気がそこに加わればという思いでお仕事ができて楽しかったです」と振り返った。

(左から)松たか子、深田晃司監督、石橋静河=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama
(左から)松たか子、深田晃司監督、石橋静河=5月13日、第79回カンヌ国際映画祭にて ©Kazuko Wakayama

石橋も、初のカンヌ体験に興奮した面持ち。「夢のような展開に圧倒されています。上映後の会場の様子にも歴史や誇りを感じましたし、今日も興味を持ってたくさんの人が上映を見にきてくださっている感じがして、仕事を続けてきてよかったなと思いました。願っても来られるものでもないので、本当に深田監督には感謝しています」と声を弾ませた。

映画『ナギダイアリー』は、9月25日に全国公開。

記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元

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