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『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』セイディー・シンクの役に隠された秘密を脚本家が語る【※ネタバレあり】

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『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』セイディー・シンクの役に隠された秘密を脚本家が語る【※ネタバレあり】
セイディー・シンク 写真:James McCauley/Variety/Getty Images
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スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』で脚本を手がけたクリス・マッケナとエリック・ソマーズが、セイディー・シンク演じるキャラクターの描き方や、ジョン・バーンサル演じるパニッシャーとの関係、ピーター・パーカーとMJの物語について語った。本作は2026年7月31日に日米同時公開された。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』最新予告編

※本記事では、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の登場人物や物語の展開に触れています。ネタバレを含むため、未鑑賞の方はご注意ください。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』でセイディー・シンクの役をどう描いた?

テレビシリーズ『コミ・カレ!!』などを手がけてきたマッケナとソマーズは、トム・ホランド主演の『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)を含むシリーズの脚本を担当してきた。

本作では、セイディー・シンク演じるジーン・グレイが、ピーターにとって大きな脅威となる存在として登場する一方、物語が進むにつれて、その行動の背景にある事情が明らかになっていく。

彼女は、政府組織ダメージ・コントロールに拘束された姉のサラを救おうとしており、その過程でピーターや一般人の身体を乗っ取り、彼らを意のままに操る。ピーターに肉体的・精神的なダメージを与えるだけでなく、多くの人々を巻き込むことになる。

ただし、脚本を手がけたソマーズによれば、彼女が実際に誰かを殺したわけではないという。

「厳密に言えば、彼女は誰かの死に責任があるわけではないと思います。ただ、かなりの破壊と混乱を引き起こしたという印象は残ります」

そのうえでソマーズは、最終的に救済されるキャラクターであっても、まずはヒーローにとって十分に手ごわい存在として描く必要があると説明した。

「たとえ最終的に救われたり、変化を遂げたりするヴィランであっても、まずは手ごわい存在として登場させなければならない」

「肉体的にも、感情的にも、精神的にもヒーローにとって脅威になる人物だと感じられなければ、説得力がありません」

セイディー・シンクの正体をあえて隠した理由

セイディー・シンクが演じるジーン・グレイについては、公開前からファンの間でさまざまな予想が飛び交っていた。

しかし、脚本のマッケナは、物語の重要なポイントのひとつが、その正体をピーターにも観客にも長く伏せておくことだったと明かす。

「私たちはピーターと同じ立場にいました。観客をピーターより先に進ませなかった。彼が何かに反応するとき、観客も一緒に反応するようにしたんです」

そのため、ジーン・グレイは、物語の序盤から単純な「敵」として描かれるのではなく、正体や目的が分からない存在としてピーターの前に立ちはだかる。

パニッシャーとスパイダーマンは「対等な関係」

本作では、ジョン・バーンサル演じるフランク・キャッスル/パニッシャーも登場する。

マッケナによると、パニッシャーは脚本のかなり早い段階から候補に挙がっていたという。コミックにおけるスパイダーマンとパニッシャーの関係に加え、バーンサルとホランドが以前から親しい関係にあったことも大きかった。

一方、ソマーズは、ピーターとフランクを、これまでのピーターと年長者たちとの関係とは異なるものにしたかったと説明する。

『スパイダーマン:ホームカミング』のトニー・スタークや、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のミステリオのように、ピーターが相手を師や憧れの存在として慕う関係にはしなかったという。

「フランクがピーターを“子ども”と呼ぶことはあっても、2人はやがて、対等な立場で向き合うようになります。友人に近い関係でもあります。それこそが、大人になったスパイダーマンとしてのピーターを描くことにつながるんです」

作中では、ピーターが「スタテン島でフランクの命を救った」とたびたび語る。しかし、その出来事についてソマーズは、「スタテン島で何が起きたのかは、誰も知らないと思います」と笑いながら答えた。

MJとピーターの関係にも大きな変化

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』では、ピーター、MJ、ネッドの関係も新たな段階へと進む。

ソマーズは、本作を「ピーターが孤独を抱えながら、1人ですべてを背負うことはできないと学ぶ物語」と説明。その一方で、人生の次のステージへ進み、かつての友人たちもそれぞれ成長していく姿を描きたかったという。

MJは、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』でピーターが彼女に宛てて書いた手紙を通じて、彼の存在を知ることになる。

マッケナによれば、この展開は物語の中盤で大きなミスリードとして機能する。ピーターは、MJが自分を覚えており、今も愛していると思い込む。しかし、その直後に待ち受ける展開によって、ピーターは大きな喪失感を味わうことになる。

そして、ピーターにとって本当の意味でのどん底となるのが、自らの正体をMJに伝える場面だという。

「ピーターは、MJが真実を知る瞬間を2度経験することになるんです」

『アベンジャーズ』次回作にも参加

マッケナとソマーズは、ドラマ『コミ・カレ!!』の時代から、次回作を手がけるルッソ兄弟ことアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソとも仕事をしてきた。

マッケナとソマーズは、今後の『アベンジャーズ』作品にも参加することを明かしている。2人は『アベンジャーズ』シリーズについて、「今のところ言えるのはそれくらい」としながらも、長年にわたってマーベル作品に携わってきたことへの喜びを語った。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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