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シルヴェスター・スタローン、ハリウッドのAI活用を擁護「受け入れなければ踏みつぶされる」──若手俳優への影響にも言及

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シルヴェスター・スタローン、ハリウッドのAI活用を擁護「受け入れなければ踏みつぶされる」──若手俳優への影響にも言及
シルヴェスター・スタローン 写真:Elisabetta Villa/Getty Images
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俳優・脚本家・監督のシルヴェスター・スタローンが、ハリウッドにおけるAI(人工知能)の活用を擁護し、業界はその普及を受け入れる必要があるとの考えを示した。『ランボー』シリーズの前日譚で自身をAI技術によって若返らせる案を提案していたことや、AIが若手俳優に与える影響についても語っている。

シルヴェスター・スタローン、ハリウッドのAI活用は「止められない」

スタローンは、『ジョン・ランボー(原題:John Rambo)』の前日譚をめぐり、AIの活用について持論を展開した。自身がAI技術を使って若き日のランボーを演じる案を製作陣に提案していたが、実際には若き日のランボー役にノア・センティネオが起用されている。

ポッドキャスト番組「The Overlap」に出演したスタローンは、「AIはなくならない」との考えを示し、人間の演技とAIを組み合わせた作品を作りたかったと明かした。

さらに、著名人の肖像をAI技術で活用する動きにも触れ、エルヴィス・プレスリーのアバターが複数登場するような時代が来ると指摘。「これは現実に起きていることだ」と述べ、AIの活用が広がるとの見方を示した。

AIへの批判に理解を示すも、ハリウッドでの普及は避けられないと主張

スタローンは、AIの活用に対してクリエイティブ業界から強い反発が起きていることを認めた。一方で、反対する側の懸念には理解を示しつつ、技術の進歩そのものを止めることはできないと主張した。

「クリエイティブ業界から激しい批判を浴びるとしても、私はそのリスクを取る。彼らの言い分は正しい。本当に正しいんだ。でも、これは止められない。雪崩のようなもので、もはや自分たちでは制御できない。流れに乗らなければ、その勢いに踏みつぶされてしまう」

AIの活用をめぐっては、創作活動への影響や俳優の権利保護など、さまざまな問題が議論されている。スタローンは、こうした懸念が正当なものであると認めながらも、業界としてAIの普及に対応する必要があると考えている。

AIの普及で若手俳優の道はさらに厳しくなる?

一方で、スタローンはAIが俳優を目指す若い世代に与える影響についても語った。

「君たちは、世界で最も難しい職業を選んだばかりだ。そして、AIによってさらに難しくなるだろう」

自身の娘で俳優のスカーレット・ローズ・スタローンについても触れ、俳優業以外の選択肢を検討するよう勧めたことを明かした。具体的には、ゲーム業界で働くことなどを提案したという。

長年ハリウッドの第一線で活躍してきたスタローンにとっても、AIの普及は映画業界の将来を左右する大きな変化と映っているようだ。

シルヴェスター・スタローンが称賛する俳優、ピーター・オトゥールとトム・ハーディ

インタビューでは、史上最高の俳優についても質問された。スタローンはピーター・オトゥールの名を挙げ、『冬のライオン』や『ベケット』での演技を特に高く評価した。

また、現代の俳優ではトム・ハーディを称賛した。

『アイ・プレイ・ロッキー』と『ジョン・ランボー』の公開予定

スタローンの若き日を別の俳優が演じる作品として、『アイ・プレイ・ロッキー(原題:I Play Rocky)』の公開も控えている。

ピーター・ファレリー監督による本作は、米国で2026年11月6日に限定公開され、その後、同月20日から全米で拡大公開される予定だ。アンソニー・イッポリトが若き日のスタローンを演じ、代表作『ロッキー』の映画化を実現させようと奮闘した当時の姿を描く。

また、『ジョン・ランボー(原題:John Rambo)』は、『ランボー』シリーズの主人公ジョン・ランボーの若き日を描く前日譚。『SISU/シス 不死身の男』のヤルマリ・ヘランダーが監督を務め、スタローンは製作総指揮として参加する。米国では2027年6月4日の公開が予定されている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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