ディズニー「D23」情報まとめ: 『アナ雪3』、『トイ・ストーリー5』、実写版『白雪姫』など注目作が続々

『インサイド・ヘッド』のブース、ファンイベント「D23」にて 写真: Jerod Harris/Getty Images for Disney
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現地時間9日、ディズニーのファンイベント「D23: アルティメット・ディズニーファン・イベント by Visa」が米カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターにて開幕した。

今年の「D23」では、ジェームズ・キャメロン監督、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長、ピクサーのピート・ドクターCCO、ディズニー・アニメーションのジェニファー・リーCCOら映画製作者・エグゼクティブたちが今後の新プロジェクトについてプレゼンした。

以下、「D23」で解禁された最新情報まとめ

『ライオン・キング:ムファサ』

ライオン・キング:ムファサ』(2024年12月20日日本公開)の音楽を手がけるリン=マニュエル・ミランダが、劇中曲が流れるなか「D23」に初登壇。

バリー・ジェンキンス監督とともに、幼きムファサと兄弟スカーの関係を切り取った新たな予告編を公開した。

『トロン:アレス(原題)』

映画『トロン』シリーズ第3弾『トロン:アレス(原題)』(2025年10月全米公開)の出演者、ジャレッド・レトグレタ・リーエヴァン・ピーターズが、驚異的な映像を引っ提げて登場。

その後、新作の音楽をナイン・インチ・ネイルズが手がけることが発表された。2010年公開の2作目『トロン:レガシー』の音楽は、ダフト・パンクが担当した。

『白雪姫』

レイチェル・ゼグラーが白雪姫、ガル・ガドットが女王に扮する実写版『白雪姫』(2025年3月21日全米公開)の初予告が解禁された。ゼグラー演じる白雪姫の歌唱シーンも収められている。

『フリーキアー・フライデー(原題)』

映画『フォーチュン・クッキー』の続編のタイトルが、『フリーキアー・フライデー(原題)』(2025年全米公開)に決定。キャストのリンジー・ローハンジェイミー・リー・カーティスが聴衆に向け、タイトルを発表した。

『アガサ・オール・アロング』

マーベルドラマ『アガサ・オール・アロング』(2024年9月19日Disney+で独占配信)の主演キャスリン・ハーンが、オーブリー・プラザらキャスト陣とともに歌を歌いながら登場。その後、以下の新たな予告編をお披露目した。

『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、ドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』が2025年3月よりDisney+で全米配信となることを発表。

デアデビル役のチャーリー・コックスをはじめ、ヴィンセント・ドノフリオ(キングピン役)、デボラ・アン・ウォール(カレン役)、エルデン・ヘンソン(フォギー役)、そしてジョン・バーンサル(パニッシャー役)がステージに姿を現し、シーズン2の撮影を開始することが告げられた。

『アイアンハート(原題)』

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のライアン・クーグラー監督が、リリ・ウィリアムズ/アイアンハート(ドミニク・ソーン)を主人公にしたシリーズ『アイアンハート(原題)』(2025年にDisney+で全米配信)を紹介。

リリ・ウィリアムズはMIT<マサチューセッツ工科大学>の頭脳明晰な学生で、アイアンマン風のスーツを自ら発明したというキャラクター。キャストのソーン、アンソニー・ラモスオールデン・エアエンライクらも登壇し、映像をお披露目した。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』 &『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』

先日、米サンディエゴ・コミコンで解禁となった『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025年2月14日日米同時公開)&『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』(2025年7月25日全米公開)の映像が再び上映された。

会場に駆け付けた「ブレイブ・ニュー・ワールド」の主演アンソニー・マッキーは、ハリソン・フォードがレッドハルクを演じることについて、「H・フォードがあそこまでやるなんて、感謝しないといけない」とコメントした。

『マンダロリアン&グローグー(原題)』

2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来の新作「スター・ウォーズ」映画となる『マンダロリアン&グローグー(原題)』(2026年5月22日全米公開)。

「数週間前に撮影が始まりました」と明かしたジョン・ファヴロー監督は、スノートルーパー AT-ATウォーカーが登場する映像をお披露目した。

『キャシアン・アンドー』シーズン2

ドラマ『キャシアン・アンドー』シーズン2(2025年にDisney+で独占配信)に、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のキャスト陣が出演決定。

新たに公開された映像では、映画版でオーソン・クレニックを演じたベン・メンデルソーン、K-2SOの声を務めたアラン・テュディックの復帰が明らかに。クリエイターのトニー・ギルロイは、動画内で「反乱は拡大していきます」と伝えた。

『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』

ジュード・ロウ主演の『スター・ウォーズ』新作シリーズ「スケルトン・クルー」(2024年12月4日よりDisney+で独占配信)のティザー予告が公開された。

『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』では、遠く離れた銀河で迷子になった子どもたちが、故郷へ帰るために冒険に乗り出す様子が描かれる。

『アナと雪の女王3(仮題)』

ディズニー・アニメーションのジェニファー・リーCCOが、2027年に『アナと雪の女王3(仮題)』を全米公開することを解禁。以前伝えられていたように、シリーズ第4弾も進行中であることを認めた。

大ヒットシリーズ『アナと雪の女王』は、2013年公開の1作目が興収12.8億ドル、2019年公開の2作目は14.5億ドルを記録した。

『ズートピア2(原題)』

ズートピア2(原題)』(2025年11月全米公開)の声優キャストとして、キー・ホイ・クァン(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)の出演が明かされた。クァンは新作で、猛毒をもつヘビ・ゲイリーに扮する。

『インクレディブルズ3(原題)』

ピクサーのピート・ドクターCCOは、プレゼン終了前に『Mr. インクレディブル』シリーズ第3弾『インクレディブルズ3(原題)』が、ブラッド・バード監督のもとで進行中であることを発表。

2004年に始動した『Mr. インクレディブル』シリーズは、2018年に2作目『インクレディブル・ファミリー』が公開され、興収12億ドルを突破した。

『トイ・ストーリー5(原題)』

アンドリュー・スタントン監督が、『トイ・ストーリー5』(2026年6月19日全米公開)の詳細をアップデート。シリーズ第5弾では、おもちゃがiPadやiPhoneなどテクノロジーの脅威に直面するという。

スタントンは、「最新作では、“深刻な問題”を起こす50体のバズ・ライトイヤーが暴走します」と語った。

『インサイド・ヘッド』のスピンオフシリーズ

今夏大ヒットを記録し、アニメーション映画史上歴代No.1となった『インサイド・ヘッド2』。ピクサーのピート・ドクターCCOが、映画『インサイド・ヘッド』のスピンオフシリーズ『「インサイド・ヘッド」の世界より 夢の製作スタジオ(仮題) 』 を2025年にDisney+で独占配信することを明らかにした。

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)』

映画『アバター』シリーズ第3弾のタイトルが、『Avatar: Fire and Ash(原題)』に正式決定。ジェームズ・キャメロン監督が発表した。

2025年12月19日全米公開の第3弾について、キャメロン監督は「新たな文化、設定、生き物が登場します。誰も観たことのないパンドラの世界を、たくさん目にすることができるでしょう。新作は皆さんが期待するものではなく、切実に求める作品となっています」と伝えた。

『モアナと伝説の海2』

2016年の映画『モアナと伝説の海』の続編『モアナと伝説の海2』(2024年12月6日日本公開)の声優キャスト、アウリイ・クラヴァーリョドウェイン・ジョンソンが新曲をパフォーマンスし、聴衆を魅了。

ジョンソンは、「マウイがまた歌います。彼は、存在しないキーで歌ってみせます。2作目の髪型はキマっていますよ」と冗談交じりに語った。さらに、会場では新たな予告編がお披露目された(オンライン上では未公開)。

※本記事は英語の記事から抄訳・編集しました。翻訳/和田 萌

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