ホーム » NEWS » パトリック・スチュワート死去、X-MEN共演者が追悼

イアン・マッケラン、ヒュー・ジャックマンらがパトリック・スチュワートを追悼 『X-MEN』共演者が思い出語る

/ /
イアン・マッケラン、ヒュー・ジャックマンらがパトリック・スチュワートを追悼 『X-MEN』共演者が思い出語る
イアン・マッケランとパトリック・スチュワート 写真:Stuart C. Wilson/Getty Images
スポンサーリンク

『X-MEN』シリーズでプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを演じたパトリック・スチュワートが86歳で死去した。訃報を受け、イアン・マッケラン、ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ローミン、ファムケ・ヤンセンら共演者が相次いで追悼コメントを発表。長年にわたって共演してきた仲間たちが、俳優としての功績や人柄、共に過ごした日々を振り返っている。

『X-MEN』共演者イアン・マッケラン、ヒュー・ジャックマンらが追悼

パトリック・スチュワートは10月28日(水)、ロサンゼルスの自宅で死去した。86歳だった。長年にわたりスチュワートの広報を務めてきたケリー・ブッシュ・ノヴァクによると、アルツハイマー病とレビー小体型認知症との闘病を経て、妻や家族、友人に見守られながら息を引き取ったという。

スチュワートは、20世紀フォックス製作の『X-MEN』シリーズで、マーベル・コミックの人気キャラクター、プロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)を演じた。2000年公開の第1作『X-メン』で同役を初めてスクリーンで演じ、その後も『X-MEN2』(2003)、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)、『LOGAN/ローガン』(2017)、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)などに出演。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)や『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)にもカメオ出演している。

さらに、2026年12月公開予定のマーベル最新作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でも、プロフェッサーX役を再び演じる。同作には、かつての『X-MEN』シリーズで共演したイアン・マッケラン、ジェームズ・マースデン、ケルシー・グラマー、アラン・カミング、レベッカ・ローミンらも出演する。なお、マーベル・スタジオによれば、同作はスチュワートにとって最後のスクリーン出演作となる。

プロフェッサーXの宿敵であり、やがてかけがえのない友人となるマグニートーを演じてきたイアン・マッケランは、SNSで追悼コメントを発表。イングランド北部ヨークシャー出身のスチュワートについて、故郷への誇りや飾らない人柄を振り返った。

「パトリックという人間を形作っていたのは、ヨークシャーで生まれ育ったということだった。彼が生涯愛し続けた、イングランド北部にある誇り高き土地だ。それは彼の訛りのある声にも、考えや感情を率直に伝える誠実さにも表れていた」

また、2人がロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで初めて出会ったことや、その後ロンドンで再会した際、スチュワートから『スター・トレック』の主演オファーを受けたと聞かされたエピソードも明かした。

当時、マッケランは英国での舞台俳優としてのキャリアを大切にするよう助言したという。しかし、スチュワートはハリウッド進出を決断。その結果、『スター・トレック』シリーズのジャン=リュック・ピカード艦長役をはじめ、映画や舞台で国際的な評価を確立した。

マッケランは、シェイクスピアやイプセン、アーサー・ミラーらの作品にも取り組み、ストラトフォード=アポン=エイヴォンやロンドンのウエストエンド、ブロードウェイの舞台でも活躍したスチュワートの功績を称賛。最後に、2人が再び共演する『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』について、「彼の最後の出演作での演技は、まだ誰も目にしていない」とコメントした。

ウルヴァリンことローガン役でスチュワートと長年共演してきたヒュー・ジャックマンも、Instagramで追悼の言葉を投稿。

「今日、舞台とスクリーンを代表する偉大な俳優の1人を失いました。そして、僕にとってはすばらしい友人であり、人としても尊敬する存在でした。彼から多くのことを学びました。パトリック・スチュワート、あなたがいなくなることを、これからずっと寂しく思います」

レベッカ・ローミン、ファムケ・ヤンセンもスチュワートとの思い出を語る

初期の『X-MEN』シリーズでミスティーク(レイヴン)を演じ、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でもスチュワートと共演するレベッカ・ローミンは、Instagramに動画を投稿。約25年にわたる交流を振り返った。

「親愛なる友人、パトリック・スチュワートが亡くなったという、とても悲しい知らせを聞きました。この25年間、彼を知り、そばで過ごすことができたことに心から感謝しています。同じミュータントとして、そして『スター・トレック』の仲間として、一緒に過ごせたことは特別なことでした」

さらに、スチュワートのユーモアあふれる人柄についても言及。

「彼は本当に魅力的で、愉快で、茶目っ気があり、すばらしいユーモアのセンスの持ち主でした。そして、部屋の一番後ろまで届く、あの堂々とした声。シェイクスピアを学んだ偉大な俳優にふさわしいもので、いつも刺激を受けていました」

ローミンは、スチュワートの家族に哀悼の意を表するとともに、「友人がいなくなり、とても寂しく思います。安らかに眠ってください」と結んだ。

『X-MEN』シリーズでジーン・グレイ/フェニックスを演じたファムケ・ヤンセンも、『ハリウッド・レポーター』に寄せた声明で追悼。

「パトリックは伝説的な存在でした。偉大な俳優の1人です」

ヤンセンは、『新スタートレック』と『X-MEN』の両シリーズでスチュワートと共演した。『新スタートレック』ではカマラ役を演じ、ピカード艦長役のスチュワートと共演。その後、『X-MEN』シリーズでもプロフェッサーXとジーン・グレイとして再び顔を合わせた。

「何十年にもわたって彼と仕事ができたことは、大きな喜びであり光栄でした。パトリック、あなたがいなくなることを寂しく思います。でも、決して忘れません」

また、ビーストことハンク・マッコイを演じたケルシー・グラマーも、『ハリウッド・レポーター』に声明を寄せた。

「パトリックと、彼のファンやご家族に愛を送ります。本当にすばらしい人でした。『そりゃないぜ!? フレイジャー』へのゲスト出演も、史上最高のものの1つでした。すばらしい人物で、私は彼が大好きでした。彼と過ごす時間は、いつだって価値のあるものでした」

スチュワートは、グラマーが主演したコメディドラマ『そりゃないぜ!? フレイジャー』のシーズン11にゲスト出演している。2人は『X-MEN』シリーズに加え、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でも共演する。

マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギも功績を称える

マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギも、『ハリウッド・レポーター』に声明を発表。2000年公開の『X-メン』の撮影現場で初めてスチュワートと対面したときのことを振り返った。

「ジャン=リュック・ピカード艦長としての彼を長年知っていたので、初めて『X-メン』の撮影現場でサー・パトリック・スチュワートを見たときは、圧倒されました。そして実際に会った彼は、スクリーンで見ていた姿そのものであり、それ以上の人物でした。聡明で、魅力的で、温かく、寛大で、静かな強さと威厳を備えていました。カメラの前だけでなく、撮影現場を離れても、鋭いユーモアのセンスを持つ、さらにすばらしい人でした」

ファイギは、スチュワートと知り合い、共に仕事ができたことを光栄に思うと述べ、長年にわたる俳優としての功績だけでなく、多くの人々を導いてきたことも称賛した。

マーベル・スタジオも公式SNSを通じて追悼コメントを発表。

「サー・パトリックは、『X-MEN』から『LOGAN/ローガン』、そして『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に至るまで、並外れた気品と知性、人間性をもってプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアに命を吹き込み、何世代にもわたるファンにとってのキャラクター像を確立しました。唯一無二の才能を持ち、共演者やスタッフを大切にする真の紳士でした」

さらに、妻のサニー、子どもたち、友人、そして世界中のファンに哀悼の意を表した。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿