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ワールドカップのハーフタイムショーに世界が失笑?マドンナ、BTSらスター総出演でも拭えなかった違和感

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ワールドカップのハーフタイムショーに世界が失笑?マドンナ、BTSらスター総出演でも拭えなかった違和感
ワールドカップ決勝ハーフタイムショーに登場したシャキーラ 写真:Ian MacNicol/Getty Images
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FIFAワールドカップ決勝の舞台で披露された前代未聞のハーフタイムショーが、世界のサッカーファンに波紋を広げている。マドンナBTSジャスティン・ビーバーらが集結した豪華演出は話題を呼ぶ一方、「アメリカ的すぎる」との反発も噴出。祝祭のはずの一夜は、賛否渦巻くスペクタクルとなった。

▼ワールドカップのハーフタイムショーは“やりすぎ”だったのか

ワールドカップ決勝で国歌を披露したジェニファー・ハドソン 写真:CARL RECINE/GETTY IMAGES
ワールドカップ決勝で国歌を披露したジェニファー・ハドソン 写真:CARL RECINE/GETTY IMAGES

日本時間7月20日、米ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われたFIFAワールドカップ決勝、スペイン対アルゼンチン。そのハーフタイムに組み込まれた27分間のショーは、試合そのものに劣らぬ注目を集めた。だが、その視線は必ずしも好意的なものばかりではなかった。

大会をめぐっては、すでに高額チケットや政治的介入などへの不満がくすぶっていた。そこへ給水タイムの導入や試合運営の変更が重なり、伝統を重んじるサッカーファンの苛立ちはさらに増幅。そんな空気の中で登場した“スーパーボウル化”した演出は、火に油を注ぐ結果となった。

ワールドカップ決勝ハーフタイムショーに登場したロナウジーニョ、マドンナ、ロナルド
(左から)ワールドカップ決勝ハーフタイムショーに登場したロナウジーニョ、マドンナ、ロナルド 写真:Carl Recine/Getty Images

ショーにはBTS、シャキーラ、ジャスティン・ビーバー、クリス・マーティン、バーナ・ボーイが出演。さらにマドンナ、ロナウド、ロナウジーニョ、ジェイソン・サダイキス、ザ・マペッツまで加わるという、まさに過剰なまでの顔ぶれだった。豪華さでは群を抜いていたが、その盛り込み方に「何を見せたいのかわからない」という声も少なくなかった。

▼「軽薄で洗練されていない」海外メディアの厳しい視線

ワールドカップ決勝ハーフタイムショーに登場したジャスティン・ビーバー(左)、ジェイソン・サダイキス(右)
ワールドカップ決勝ハーフタイムショーに登場したジャスティン・ビーバー(左)、ジェイソン・サダイキス(右)写真:David Ramos/Getty Images; Mike Coppola/Getty Images for Global Citizen

英国メディアの反応はとりわけ辛辣だった。『ガーディアン』は、この演出を「ワールドカップを受け入れたというより、アメリカ文化を押し付けたように見える」と評し、『タイムズ』も「軽薄で洗練されていないスペクタクル」と切り捨てた。

【動画】ギターの弾き語りでしっとりと歌い上げたジャスティン・ビーバー

元イングランド代表のウェイン・ルーニーもXで、「一番良かったのは終わった瞬間」と痛烈にコメント。ドイツの視聴者からは「長すぎるし、あまりにもアメリカ的。ハーフタイムは15分であるべきだ」との声が上がった。

▼豪華スター競演でも拭えなかった違和感

ワールドカップ決勝ハーフタイムショーに登場したBTS 写真:KEVIN C. COX/GETTY IMAGES
ワールドカップ決勝ハーフタイムショーに登場したBTS 写真:KEVIN C. COX/GETTY IMAGES

批判の核心にあるのは、ショーの豪華さそのものではなく、ワールドカップ決勝という場との噛み合わなさだろう。巨大な“LOVE”の旗が広がる一方で、政治的緊張との落差を偽善的だと見る向きもあり、演出のメッセージ性にも疑問符がついた。

【動画】フィールドには巨大な“LOVE”の文字…ハーフタイムショーのフィナーレ

また、アメリカ国内でも評価は割れている。『タイム』は「無難で甘ったるいファンサービス」と指摘し、『ジ・アスレチック』は「洗練されているが、シュールで不要」と評した。スターを並べるだけでは熱狂は生まれない――今回のショーは、その当たり前の事実をあらためて浮き彫りにした。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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